横浜国立大学 薩本弥生
被服衛生学部会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本部会は、被服衛生学に関する研究と教育を推進し、家政学の発展に寄与することを目的として、1976年に被服衛生学研究委員会として発足、1979年より日本家政学会の部会として活動を続けております。
被服衛生学は、人の生理・心理と被服との関係に着目し、より快適で健康的な被服環境を追求する学問領域です。現代社会においては、衣生活の多様化や環境変化への対応、心身の健康への配慮など、新たな視点やアプローチが求められています。当部会では、こうした課題に応えるべく、年次総会や被服衛生学セミナー、公開講座、講演会などを通じて、研究成果の共有と実践的な学びの場を提供しています。
また、コロナ禍が収束し、対面での交流が再び可能となった今、会員同士が直接顔を合わせ、議論を深め、つながりを育む機会の重要性を改めて感じております。今後は、リアルとオンラインを融合させた柔軟な形での活動も視野に入れながら、被服衛生学の発展に一層努めてまいります。
部会員の皆さま、そして関心をお持ちの多くの方々とともに、学びと交流を深めていけることを楽しみにしております。今後ともご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2025年5月1日
