被服衛生学部会とは

 被服衛生学部会とは、被服衛生学に関する研究・教育を推進し、併せて家政学の発展に寄与することを目的とし、1976年10月に被服衛生学研究委員会として発足しました。1979年10月に名称を(社)日本家政学会被服衛生学部会に変更し、現在に至っています。

 部会の主な活動は、総会および被服衛生学セミナーや公開講座の開催、部会誌の発行などです。

 

被服衛生学部会沿革

1976年(昭和51年)
 10月、渡辺ミチ先生を委員長として、被服衛生学研究委員会として発足しました。

1979年(昭和54年)
 被服衛生学部会と改称され、現在に至っています。

1981年(昭和56年)
 「日本家政学会被服衛生学部会 会報」が創刊されました。その後、毎年継続して発刊しています。2009年(平成21年)第29号より、「被服衛生学」と改称され、現在に至っています。

1982年(昭和57年)
 第1回被服衛生学セミナーが開催されました。その後、部会員の研究・教育の研鑽の場として、年に1回開催しています。

1996年(平成8年)
 文部科学省科学研究費補助金研究成果公開促進費による公開講座「衣服と健康の科学、最前線」が開催されました。その後、2年ごとに時代に即した様々なテーマを掲げ、継続的に開催し、研究成果の公開にも尽力しています。

2003年(平成15年)
 部会員が執筆した「衣服と健康の科学」を発刊しました。健康で快適な衣生活を営むための被服衛生学領域の研究成果を一般の読者向けに解説しています。

2012年(平成24年)
 衣服が健康に与える影響を解説した「アパレルと健康 -基礎から進化する衣服まで-」を発刊しました。被服衛生学教育に活用できるよう、衣服が健康に与える影響を部会員が解説したテキストで、日常生活に活かせるアパレルの基礎から進化する衣服までの最新情報を掲載しています。