部会長挨拶

文化学園大学 小柴朋子

平成29年度から2年間、被服衛生学部会の部会長を務めさせて頂くこととなりました。どうぞよろしくお願いいたします。

 

本部会の目的は、「日本家政学会の部会として、被服衛生学領域の研究・教育を推進し、併せて家政学の発展に寄与すること」と規約に明記され、これにのっとり定期的に、総会および被服衛生学セミナーの開催、論文を掲載できる会報誌の発行を行っています。

 

近年の本部会の活動として、平成23年度には、衛生学部会誌発行30周年を記念し、部会誌記念号の発行、記念シンポジウムの開催、『アパレルと健康』の記念本発行の諸事業が実施されました。平成25年3月には、科学研究費補助金による公開講座が、「衣服と健康の科学、最前線―ここまでできる、衣服の力を考える―」をテーマに兵庫県民会館において実施されました。引き続き平成26年11月には、公開講座「衣服と健康の科学、最前線-健康を支える衣生活-」が、共立女子大学(神田一ツ橋キャンパス)において開催されました。平成25年度からは、科学研究費補助金(A)による研究が、「シニアの健康・快適な衣生活を支援するための被服衛生学的研究」をテーマに、前部会長の諸岡晴美先生はじめ、部会員有志によりすすめられています。

 

被服衛生学の研究は、服を着なくては生きていくことができないヒトにとって、健康の視点から、大切な役割を果たすと考えられます。そして、出版、会報誌への論文の掲載、公開講座、科学研究費による研究の遂行と、「アパレルと健康の科学」を基盤にした研究とその発信という活動が、部会員の皆様の研究の推進に役立ち、さらには、人々の衣生活に役立つことができればと願っております。

 

本部会は、昭和51年に活動が始まりました。活動を始めたころの部会員の先生方から次の世代の部会員、そして、その次の世代へと、活動が引き継がれております。毎年夏に開催されるセミナー、様々な活動による部会員相互の交流は、本部会の活動の基盤となるものです。このような活動が引き継がれるために微力ながら力を尽くして参りたく存じます。

 

末筆になりましたが、部会員皆様方の益々のご活躍を祈念いたしますとともに、被服衛生学部会活動への一層のご協力を、お願い申し上げます。

 

平成29年4月1日