29巻 巻頭言 成長し続ける被服衛生学部会

【巻頭言】
成長し続ける被服衛生学部会

成瀬正春

金城学院大学生活環境学部

今年度より、被服衛生学部会の部会長をつとめさせていただきます。歴史と伝統のある被服衛生学部会の任に応えられるか不安な日々を送っています。被服衛生学部会の発展のために、一滴のお手伝いをさせていただきます。行き届かない点は、厳しくご指摘いただくとともに、何卒、暖かいご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。

さて、山崎和彦先生を中心とした編集委員会の皆様によって、今年度から被服衛生学部会会報が刷新されました。その変更点は、会報への投稿論文に、査読有りとする論文を掲載していただくことです。この狙いは、部会機関誌の質の維持向上とともに、大学院生や若手研究者への投稿の機会提供にございます。もちろん、被服衛生学に関する研究の本邦の担い手であるすべての会員の皆々様からの投稿を期待しています。「被服衛生学」への多数の投稿をお願いいたします。

日本家政学会の新法人化にともない、日本家政学会の「定款」および「部会運営規程」が改定されます。これにそって、被服衛生学部会会則を被服衛生学部会規程に変更する必要があります。お陰様で、被服衛生学部会は、完成された被服衛生学部会会則を持っています。これに則り堅実に部会活動を実施して参りました。従いまして、部会活動自身に大きな影響を及ぼす変更をする必要はありません。変更点の主なものは、被服衛生学部会会則を被服衛生学部会規程に変更すること、被服衛生学部会の事業計画と事業報告を家政学会理事会に報告すること、その予算および決算も家政学会理事会に報告することなどです。また、被服衛生学部会部会長の選任および解任は、被服衛生学部会で独自に決めることができますが、決まった部会長は家政学会理事会の承認を受けることを求められます。日本家政学会の諸改定に伴い、被服衛生学部会会則の文言等の変更点が数多くあります。故に、被服衛生学部会会則を一端廃止して、新たに、被服衛生学部会規程を制定することを考えています。その節は、ご協力とご理解を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

1982年に第1回被服衛生学セミナーが開催されました。30周年を迎えることを記念して、なるべく多くの部会員の皆々様のご執筆による記念誌を発行したいと考えています。可能であれば、教科書的な書になればこの上ない喜びとも思っています。会員の皆々様のこれまでのご研究業績に基づきご執筆いただき、今後、被服衛生学を学ぼうとする若き研究者への指針の書となることを願っています。若き研究者にとっては、現在、勤しんでおられます研究をご紹介いただき、そのご研究に関して広く会員の皆々様のご批判とご助言を頂戴できるきっかけの書になればと願っています。成長し続けています被服衛生学部会から、被服衛生学を学ぶ楽しさと喜びを伝える書が発行できればと願っています。会員の皆々様のご協力を賜りますように、お願い申し上げます。

エコライフ、スポーツウェアー、クールビズ、ウォームビ等々、衣服の機能性を求める最近の社会の動きには、目を見張るものがあります。被服衛生学部会には、社会へ適正な情報を発信する責務と期待が寄せられています。会員の皆々様の益々のご活躍を祈念するとともに、被服衛生学部会活動へのご協力を、重ねて心よりお願い申し上げます。

<連絡先>
〒463-8521 名古屋市守山区大森2丁目1723
金城学院大学生活環境学部 成瀬正春
電話:052-798-0180
FAX:052-798-0370
eメール: naruse@kinjo-u.ac.jp

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