23巻 研究室紹介-信州大学ライフプランニング分野 三

【研究室紹介】

信州大学教育学部 ライフプランニング分野 三野研究室

 

信州大学 三野たまき

日本の中で最も多くの県に隣接する信州長野に、本学があります。本学はいわゆる「タコ足大学」で、8学部のキャンパスが長野県下の各地に点在し、それぞれのキャンパスは○○団地と呼ばれています。私の所属している教育学部の長野団地は、「牛に引かれて善光寺参り」の善光寺さんのお隣です。今年善光寺は7年に一度のご開帳で、全国各地からの善男善女のご参詣でにぎわっておりました。いささかお年を召しの方が多かったためか歩行でいらっしゃる方は少なく、マイカーの列が延々と続き、日中の交通渋滞で大学の校門に出入りができない状態がまる2ヶ月続きました。

本学部のキャンパスは、学問の環境としてはすこぶる良いところで、自然がいっぱい、学生もいっぱい、でも遊び場は無しといったところでしょうか。朝から夜半・明け方であろうと、土・日であろうと、夏休み・冬休みであろうと、学生諸氏は一年中キャンパス内におります。学部の4年間を通して臨床演習(附属学校や県内の小中高での教育実習、教育参加)で、休みらしい休みがほとんどありません。教職に就くことを夢見たタマゴ先生の志は高く、ボランティア精神の旺盛さ、勤勉さには頭が下がります。そんなキャンパスの中で最も近代的な建物であるオートロックの西校舎の3階に三野研があります。本学部ではスタッフの名前に研究室をつけて呼びますので、本キャンパスだけで100余の先生名の研究室が林立していることになります。教育学部の先生方はさまざまな分野のご出身でありますので、色々なご専門のお話をお聞きするたびに感服し、きっとこの先生ならこの機材をお持ちだろうと、あちらこちらに借り歩いております。W館と呼ばれる西校舎にも30余名の先生方の研究室と実験室、講義室と実験実習室があり、これに信州大学附属共同実験施設が組み込まれてW館を構成しています。その施設の一つに信州大学人工気象総合実験システムがあり、幸か不幸か本年度はそのお世話役を仰せつかっております。運営費削減のため、お世話役は本当に気象室のお世話係で、日々この気象室のメンテナンスと修理とを一手に引き受けております。共同使用のオキテから「運営委員長、ホストコンピュータがダウンしました。何ででしょうね、いつものように使っていたんですが。よろしく。」と報告され、修理しなければ自分が使用できない…などという哀れな状況も多々あります。しかし修理は夜中にこなし、最近太りだした下腹部を引っ込めるべく、「学生諸氏と早起きをして気象室に来て実験をすることを常としたい」という願望をひっさげ、日々暮らしております。

現在三野研は少数精鋭の学生さん達と共に、「被服とヒトとの関係」についてより深く探求することを目指しております。被服圧に関する研究、皮膚温に関する研究を2大柱に、設立2年目の若輩研究室を少しづつ骨太に、筋肉質に成長させていきたいと考えています。ただ一人の小間使いが研究室を切り盛りしておりますので、多々行き届かぬ点があると思いますが、お近くにお寄りの折には、どうぞ研究室やら人工気象室やらを覗いてやって下さい。お待ち申し上げております。

関連記事

  1. 部会誌35号被服衛生学セミナー報告

  2. 第31号 庶務報告

  3. 第32号 巻頭言

  4. 第33号 庶務報告

  5. 28巻 巻頭言-老人性立腹症

  6. 第24回 日本家政学会被服衛生学部会 夏季セミナーのご報告

  7. 23巻 海外レポート

  8. 第33号 公開講座報告

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。