(一社)日本家政学会被服衛生学部会

第32号 総説

快適な被服圧

 

三野たまき

 

信州大学教育学部

 

1.はじめに

被服の快適性を決定する一因子として、被服圧があげられる。我が国では1970年代に、故渡辺ミチ氏によって後述の直接法による研究1~4)がなされ始めた。我々の研究への参入は、1990年の日本家政学会と日本繊維製品消費科学会への口頭発表と翌年の論文発表5~7)で、これらがその発端となった。特に日本女子大学で開かれた日本繊維製品消費科学会の年次大会では、我々の液圧平衡方式による被服圧計測システムと、伊藤紀子氏の空気バッグ法8)、AMI社の小南氏の接触圧測定法(企業展示)9)の三つ巴の発表となった。後に伊藤氏は受圧部の製作の困難さからAMI社製の製品を用いられるようになったが、氏の書かれた空気バッグ法に関する論文(1993年)は、大変参考になった。今後、多くの研究者が被服圧の研究に参加して頂くことを祈念し、ここ20年ほどの研究を通して得られたことを述べる。

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